2016年1月4日月曜日

基本のトマトソースの作り方


今日は家に常備してあると便利なトマトソースを作り置きします。
パスタ、煮込み料理、スープなど、なにかと使えるのでオススメ。


ちなみにドイツはガスコンロではなく電熱調理器が一般的です。
ウチの場合は4口あって、1~9段階で熱さを調節。

ドイツの電熱調理器 下はオーブン
つまみを回すと発光して加熱。下はオーブン。

火の代わりをしているわけで、当たり前ですが結構な熱さになります。
また、電源を切っても余熱が長く残るので、注意しないと、

一部溶けたIKEAのまな板
IKEAのペラペラのまな板

まな板が溶けます。
うっかりしていました。気付いた時にはトロトロ。

IKEAの薄くて柔らかいまな板。
安物ですが使い勝手が良くてお気に入りです。日本でも使おう。


電熱調理器は、高温になるまで時間がかかり、消しても冷めにくい。
そういう特徴があるので、不便な場面が多いです。

例えば鍋でご飯を炊くとき、最初に沸かすまでは8~9で問題ないのですが、
その後3~4の弱にしてもすぐに温度は下がりません。

なので鍋が沸く前に別の場所を3で余熱しておいて、
沸いたらそっちへ移動させる。

ついでに元の場所の余熱がもったいないので、
そこで引き続きおかずを調理する、という感じ。

欲しいときに欲しい火力が得られるガスコンロがちょっと恋しい。

ナスラックさんのガスコンロ
いいなー直火。 ナスラックさん(http://www.nasluck.co.jp/)より

電熱のいいところもありますけどね。
例えば弱火でじっくりコトコト煮込む料理。

今日のトマトソースもそれです。

  • 玉ねぎ       1/2個
  • ニンニク      1かけら
  • ホールトマト缶  2本
  • オリーブオイル

まずは玉ねぎ・ニンニクをみじん切りにし、多めのオリーブオイルで炒めます。
弱火で野菜の色が変わってくるくらいまででOKです。

そしたらトマト缶を入れる。缶の内側も水で洗って無駄なく使いましょう。

煮込む前のトマトソース
あとは煮込むだけ
皮は煮込みながら取り除けるので、今は気にしなくて大丈夫です。
先に養分を抽出しちゃいましょう。

また、私の場合トマトの種はすべて入れます。
旨みであることはもちろん、とろみをつけてくれます(乳化作用があります)。


トマトが入ったら火を強め、ポコポコ煮立ってきたら弱火にしましょう。
ここから30分くらい煮ます。この段階で一度味見をしておいてもいいですね。

ハーブ類が好きな人は、オレガノやバジルを入れてもいいと思います。
ドライのオレガノ欲しいな。バジルも栽培したい。


ときどきアクをすくいましょう。また、水分が飛びすぎたら水を足してください。
混ぜながら、ボテボテでもなくサラサラでもなく、という濃度を目指してください。
ついでに見つけた皮を取ってくださいね。

30分ほど経ったら、再び味見をしてみましょう。
最初に感じた酸味がだいぶ抜けていると思います。

仕上げに塩・胡椒で味を調えます。
色んな料理に応用するためのベースですので、物足りないくらいの味でいいです。
特に塩はうっかり入れすぎるとしょっぱくなって戻せませんのでご注意を。

もし酸味が気になるようだったら砂糖を少し加えて和らげられます。
このレシピは比較的玉ねぎが多めですが、今後はお好みで調節してください。
玉ねぎを減らすと、トマト感が際立ち、酸味も増すと思います。
私は酸味より具材感のあるソースが好きなのでこうしてます。

できたソースは小分けして冷凍

ソースは小分けにして保存しておきます。
毎度毎度作るのは手間なので。

ちなみに写真奥の袋はミートソースです。今日は同時に作っちゃいました。
これはまた後ほど作り方を紹介します。かなり美味しいやつです。


今回のトマトソースを使って、トマトパスタ、鶏の煮込み、ピザなど色々作れます。
が、とりあえず次回はロールキャベツを作ってみようと思います。

みなさんよい食卓を。

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