インターネットの契約もできるようになりました。
新しい部屋に引っ越してからはポケットWi-Fiのみを使っていましたが、
思っていた以上に不自由を強いられましたよ。。
苦悩の過去記事はこちら。ドイツで日本のポケットWi-Fiを使うこと1ヶ月
これからはサクサク生活をしたい。
写真も動画もサクサク読み込んでほしいのです。
サクサクを実現すべく、早速いつものように調べてみましょう。
インターネット・プロバイダを選ぶ
ドイツの通信会社は、
Telekom(テレコム)
1 & 1(ワンアンドワン)
Vodafone(ボーダフォン)
などなど、やはり選択肢は色々ありますね。
そして各社webサイトに行ってプラン内容や料金を調べた結果、
O2(オーツー)
が私にとっては一番だなと判断しました。
O2のインターネットプラン一覧 |
その中でもお得なのが、こちら。
O2 DSL Young
25歳までの年齢制限はありますが、だいぶ安いと思います。
以下が簡単なプラン内容:
通信速度50,000KBit/s
容量上限300GB/月
30ユーロ/月
・ルーター代金50ユーロ 免除
・ルーター配送費10ユーロ 免除
・工事費50ユーロ 免除
・初月基本料金 無料
ちなみに、日本でもよくある「2年縛り」なしのプランです。
2年契約も選べますが、その場合は最初の3か月間が基本料無料。
あとの条件は変わらないようです。
私の場合はこの部屋が半年間の契約ですので、
2年縛りのないプランにしました。
解約する際は4週間前に連絡をすればいいとのこと。
ヤングでない人も、
O2 DSL All-in M あるいは All-in L で十分だと思います。
毎月30ユーロほどで利用できますので。
こういったプランは時期によって変わりますので、
契約をするときは改めてwebサイトで内容を確認してくださいね。
プランの申込み
プランが決まれば、次は申込みです。
先ほどのリンクから進むと、個人情報の入力画面に。
O2以外の会社は分かりませんが、
申込者と銀行口座名義人が同じでないとダメでしたのでご注意。
住所や口座番号などを入力し、
すべて完了すると画面に工事日程が表示されます。
おそらくちょうど1ヶ月後くらいになっているはずです。
結構かかりますね。。
こちらは後ほど届くメールに添付のPDFにも記載がありますのでご安心を。
O2の工事日時が記載されたPDFファイル |
ちなみにこの一番大事な添付書類は
【Auftragsbestätigung】というファイル名です。
(注文内容の確認、といったような意味です)
ルーターが届いてからの設定にも使う書類なので、
分かりやすいように保存しておきましょう。
ルーター到着?
申し込みから待つこと1ヶ月。。
O2からメールが!
「残念ながら配送したルーターが受け取られずに戻ってきちゃいました。
正しい住所をもう一度お知らせください」
ぽかーん。
記載されてる住所を確認しても、どう見ても正しい住所です。
なんのことかさっぱり。
原因が分からないので、O2に問い合わせてみることにします。
O2-Kontakt
O2のコンタクトページ |
ドイツ語での電話はまだ厳しいので、チャットを利用。
ちなみにドイツではチャットでのカスタマーサポートは一般的なようです。
私が契約した電気の会社でも同様にチャットサービスがありました。
担当者に話を聞いたところ、マンションの入り口のポスト名一覧に
私の名前がなかったことが原因だと分かりました。
来客は入り口で部屋番号を押して、
住人が部屋に付いている解錠ボタンを押さないと中に入れない仕組みです。
これは日本でも同じですね。
しかし、ここの部屋番号の横に氏名がなければならないとのことです。
私が引っ越してきてから名前を書き足していなかったので、
配達のお兄さんが受け渡しできないと判断したのでしょう。
まぁ文章では少しややこしいですが、
とにかく名前を書き足しました。
「明日にでも配達してね」と伝えてチャットは終了。
工事のおじさん
チャットの次の日は約束の工事日でした。
事前の連絡では8~12時の間に来ると。
なかなか幅があるやん。
ドイツではこの手の約束は、破られることが頻繁にあると聞きます。
知り合いにも、約束の日から2週間後になってしまったと言う人がいました。
期待してたらあかんのです。
10時を過ぎてから、ますます気が重くなっていきました。
はぁ僕も来る来る詐欺被害者の仲間入りかな。。
と思い始めた10時半。
チャイムが鳴りました。
おっちゃん来たー。
不愛想だけどそんなことはどうでもいいです。
やることだけやってくれればそれで。
部屋の入り口で靴は脱いでねってお願いしたけど断られました。
まぁやることやってくれればそれで。
作業は5分ほどで終わり、
「あとはルーター届けばインターネット使えるようになるよ」
というわけで、開通まであと一歩!
おっちゃんがいじって何か貼った部分 |
おっちゃんが来た次の日、早くもルーターが到着しました。
なかなかやるやん。
O2から届いたルーター(O2 HomeBox 6641)の箱 |
付属品 |
配線は図を見ながらできるので、特に難しいこともなく。
PINの入力などは、o2.box/ にアクセスして画面上で行います。
『Kennwort』はパスワードのことです。
この設定画面内でのパスワードを自分で決めて入力してください。
(インターネット接続の際のパスワードとは別です)
あとはルーター本体の裏面にある16ケタのシリアルナンバー、
メールで受け取ったPDF【Auftragsbestätigung】に記載の
10ケタの『Zugangs-PIN』を入れて、
完了。
いい感じに点滅してます。へこんでる部分が温かい。 |
もちろん無線でも有線でも使えます。
接続の際のパスワードは、先ほど入力した16ケタの数字。
ここにルーター本体裏面の16桁を入れる |
写真も動画もサクサクです。
特に大きなトラブルもなくインターネットが使えるようになりました。
これで本当にドイツ生活での一通りの手続きが終わりだと思います。
1つずつ済ませていく過程は大変であり楽しくもありました。
誰かに頼もうと思えば頼めてしまうこともたくさんありましたが、
あえて自力でやってみるというのも悪くないです。
いやホント面倒ですけどね。
その経験が今後役に立つとか立たないとか、どっちでもいいんです。
この苦労がいい思い出に。
これから私と同じような手続きをする人もがんばってください。
たいていのことはなんとかなりますからね。