2016年3月1日火曜日

ロールキャベツはこう巻く!爪楊枝いらずの巻き方

前回は少々トラブルがありました。


ヴァイスコール恐るべし。苦イイ経験です。
今回は失敗を活かし、確実なキャベツをゲット。


Spitzkohl(シュピッツコール)といいます。
形こそとんがっていますが、日本のキャベツに近い食感と味。

本当は日本のキャベツそのまんまのものもスーパーで見つけてしまったのですが、
せっかくなのでドイツらしいキャベツで作りましょう。



まずは外側からはがしていきます。
丸まってない分、やりやすいです。これは嬉しい誤算。



芯の部分はスープに入れちゃいましょう。

熱湯に軽く塩を入れて、下茹でします。
10秒~1分くらいで様子を見てください。巻ける軟らかさになれば大丈夫です。

ヴァイスコールと全く違う感触


巻く気満々



軟らかくなりすぎる前に取り出して冷水にとり、水分を拭き取ります。
意外と大きいもんですね。


巻き始める前に、スープの準備をしておきましょう。
解凍しておいたトマトソースを鍋に入れて、

野菜の味たっぷりのスープにする
さっき出たキャベツの芯、ジャガイモ、ナス、人参、パプリカ、
そしてソフリット(過去記事を参照)も入れて、野菜の旨みのたったスープにします。
この辺はお好みでいくらでもアレンジしてください。

ではいよいよ巻いていきます。



いい感じに挽肉を置きます。
(タネのレシピについては、ググっておいしそうなやつを見つけてきてください)

今回は野菜たっぷりのスープにして、
タネのほうを肉々しさを強調した感じにしてみます。

半分ほどきました

巻くときのポイントは、片側だけ折り込んで巻くことです。
写真では右側だけ折り込み、左側を残しています。

そして向こう側まで巻き終わったら、


ズボッ。

残していたキャベツを折り込みつつ中に埋めます。
意外と受け止めてくれます。

この方法なら、最後に楊枝やスパゲティで止める必要がありません。



予想していたよりキレイに仕上がったと思います。
なかなか達成感あります。

しかしここまでの経過時間もなかなかです。
こんな手間のかかる料理を思いついたのは一体誰なんだ。

隙間がないほうが良さそう

あとはスープの味を塩胡椒などで控えめに整えて、煮込むだけ。
せっかく巻いたキャベツが崩れないように、工夫して鍋に入れてください。


そしてすっかり煮えたら、最後に味を決めましょう。

完成です

いかがでしょうか。
ロールキャベツは思っていたより煮込み時間が必要でした。
今回作ったものはキャベツが柔らかくなりきっていなかったです。

キャベツの品種や採れた季節にもよると思いますが、
小一時間くらいは考えておいたほうがいいかもしれません。


とにかく初ロールキャベツ作りができてとても満足しました。
今後は年に1回くらいのペースでやろうかなと思います。


そして忘れてはならないこと、
ドイツ滞在中に冷凍庫のヴァイスコールを消費しなければ。。